今から、売れる文章を書くコツを3つほど、こっそりお伝えします。
コピーライティングやマーケティング本を、嫌というくらい読みあさって、「これだ!」と気づいた極意です。
これが腹に落ちると、
- コピーライティングの教えがグングン頭に入る
- マーケティング関連が芋づる式に理解できる
- セールスの成功に欠かせない要件を、スラスラ思考できる
ホントにいいことずくめです。
それではいってみましょう!
■記事内容の位置確認
※ウェブマーケティング:ウェブでの販売活動のすべて
» LPはいきなり外注してはダメ!まずは自作するのがおすすめ
動力は相手の中にだけ
こんな経験ありませんか?
悩み事に対し、気軽にアドバイスされて「そんな単純じゃないんだよ!」とイラッとしたり…
アドバイスの内容はともかく、話しているうちに、こちらの頭が整理されて「そうか!」と勝手に閃いたり。
結局、自分を動かす動力って「自分の中」にしかないんだよね…
ところで、あなたがネット広告を目にしたとき、見るか見ないかの判断は一瞬のはず。
わずか2~3秒とか。
その一瞬で「必要かどうか」を察し、興味がなければ即離脱でしょう。
仮に読み進めたとしても、購入したり・登録したりは、あなた次第。
どれだけ頑張ってライティングしても結局、
読むかどうか・行動するかどうかは相手しだい
なんですよね…
ところが、人は「販売する側」にまわった途端、
- どうしたら気づいてもらえるか?
- どうしたら読んでもらえるか?
- どうしたら売れるか?
と、必死になって「自分」中心に物事を考え始めます。
一番やばいパターンです。
ちなみに、人は相手から説得や強制を受けると、逆の行動・態度を取ってしまうことがあります。
「ブーメラン効果」と呼ばれる心の性質です。
あなたが販売者サイドのときは、「読むかどうか・買うかどうかは相手しだい」と、心の中で一度だけ唱えてみてください。
すると、
- 興味があるのは?
- 悩んでいるのは?
- 真に欲しているのは?
と、相手を知ることに思考が流れ始めます。
そうなると、もうしめたもの!
LPなどの広告で成果を上げたいなら、
動力は相手の中にだけ
これだけは今すぐ心に刻んでくださいね。
相手を説得するために、正論など持ちだしてはいけない。
ベンジャミン・フランクリン(アメリカの政治家)
相手にどのような利益があるかを話すだけでいい。
「動力は相手の中にだけ」これが腹に落ちると、コピーライティングの様々な教えが、芋づる式で理解できるようになるから信じて!
セールス=悩み✕強み
つまるところ「セールス」とは、いかに商品の強みを見つけて、それが解決できる悩みとマッチングさせるか。
その逆もしかり。
ところで、人が行動するとき、その「動機は2つだけ」だそうです。
- 不快を避ける
- 快を求める
生存確率を高めるための行動原理だとか。
「買う」という行為も、結局のところ動機は2つだと気づきます。
たとえば、
- 保険に入って万一に備えたい ➜ 不快を避ける
- 高級車に乗ってブイブイいわせたい ➜ 快を求める
朝の通勤でのタクシーだと、
- 寝坊して遅刻しそう ➜ 不快を避ける
- 瞑想の時間にしたい ➜ 快を求める
同じように見える購買でも、やはり2つの動機が存在します。
2つの動機は、
- 不快を避ける ➜ 悩みを解決したい
- 快を求める ➜ 願望を叶えたい
とも表現できます。
人は何かしら悩みを解決したり、願望を叶えたりするために、期待できそうな商品を購入しているのです。
「お客さんの悩み(願望)」と「商品の強み」とをマッチングすることで、セールスは成立します。
具体的には、
- 商品の強みを洗い出し、それが解決できる悩みとマッチング
- 悩みを見つけて、それを解決できる商品をマッチング
ちょっと難しく言うと、
- プロダクトアウト:商品ありきで悩みを探してマッチング
- マーケットイン:先に悩みを見つけ、商品を開発してマッチング
といった感じ。
いずれにしても、あなたが何かしらの商品・サービスを販売したいとき、
セールス=悩み✕強み
を真っ先に思い浮かべてください。
そうすると、
- 誰の?:ターゲット
- 何を?:悩み・願望
- どうやって解決できる?:商品の強み
といった、セールスでの成功に欠かせない要件を、意識せずともスラスラ思考できるようになります。
「お客さんの悩み」と「商品の強み」とのマッチングがセールスね!
酷使してないですか?
ドラッグストアでのクポーン購入より、はるかに安いこと、最近気づきました(泣)
訴求=セールス+オファー
LPなど広告での成功は、「訴求」しだいです。
セールスにおける訴求とは、
買ってもらう提案
だと思ってください。
訴求力・訴求効果といった言葉からも、「訴求」が力(ちから)を帯びた言葉であることがわかります。
ここでちょっと、中学時代に習った「ベクトル」を思い出してください。
力には、
- 作用点:力のはたらく場所
- 力の向き:力の加わる方向
- 力の大きさ:力の程度
が存在します。
これを「訴求」に当てはめてみると、
- 作用点:お客さんの心
- 力の向き:商品の魅力
- 力の大きさ:欲する程度
に例えられます。
お客さんの心が、商品に魅力を感じて欲するほど、良い訴求(買ってもらう提案)です。
商品を「欲する程度」は、
- 悩みを解決できる
- 願望を叶えられる
と、期待値が膨らむほど大きくなります。
つまり「訴求」の良し悪しは、セールス(悩み✕強み)に大きく影響されるわけです。
とはいえ、商品が欲しくなったとしても、実際に購入してもらえるとは限りません。
購入に至るには、
- 商品
- スペック
- 価格
- 支払い方法
- 分割回数
- 送料の有無
- 納期
- 期限
- 定員
- 日時
- サービスの流れ
- 注文方法
- 割引
- クーポン
- お試し期間
- サポート
- 特典
- 保証
といった、オファー(取引条件)も関係するからです。
「ちょっと気になる」「なんか欲しいかも」と火種のついた相手の、
「でも…」「やっぱり…」を乗り越えさせるのが、オファーの役割。
要するに、
訴求=セールス+オファー
- 訴求=買ってもらう提案
- セールス=悩み✕強み
- オファー=価格、支払い方法、期限といった取引条件
効果的な訴求には、魅力的なオファーが欠かかせないよ!
【売れる文章を書くコツ3つ!コピーライティング】まとめ
この記事のポイント
- 動力は相手の中にだけ
・セールス、コピーライティングで結果を出すには、相手を知るしかない
・「読むかどうか、買うかどうかは相手しだい」と心で一度唱える - セールス=悩み✕強み
・セールスは「お客さんの悩み」と「商品の強み」とのマッチング
・最初からごちゃごちゃ考えず、まずはこれを頭に叩き込む! - 訴求=セールス+オファー
・訴求とは「買ってもらう提案」
・オファー=価格、支払い方法、期限など
・悩み✕強みにオファーを加えて行動してもらう
普通の人でも、ネットを使って販売したり、メールリストを集めたりできる、凄い世の中ですね。
「ランディングページを作りたい!」、あなたもそんな一人かもしれません。
いざやってみると難しいですよね。
でも大丈夫! 3つのコツを頭に叩き込むだけで、一気にレベルアップしちゃうから!
平易な言葉で簡単に説明されていますが、考え抜かれ、見事に整合性のとれた凄いコピーライティング本ですね。
「商品認知ステージ」別でのターゲットの狙い方は、絶対に知っておいてください!
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