せっかく作ったホームページ、集客できないのは悲しすぎる…
実はスモールビジネスにとって、「ホームページ」こそライバルと差をつけるチャンス!
専門業者からも驚かれるホームページを、自作できるようになった経験をもとに、ホームページでの検索エンジン集客のコツを解説します。
▼「売れるホームページ」は欲しくありませんか?
ホームページで集客できない根本原因はたった1つ
ホームページで集客できないとき、そもそも「検索エンジンの仕組み」を理解されていないことがよくあります。
実はこの「検索エンジン」からの集客って難しいんだよね…
その理由はGoogle・Yahoo!など、検索エンジンからの集客が…
10コの椅子を奪い合う椅子取りゲーム
だから。
「10コの椅子」とは、検索結果で1ページ目に表示されるWebサイトの数。
お金を支払って1ページ目に表示してもらうのが「リスティング広告」ね
検索エンジンから集客するには、「商売に関するキーワード」が検索されたとき…
- 3位以内
- 最低でも10位以内
に表示されなければ、ホームページに訪れる人がほぼいない状態。
検索順位におけるクリック率データ(2021年11月・日本)
検索順位 | クリック率 |
---|---|
1位 | 13.94% |
2位 | 7.52% |
3位 | 4.68% |
4位 | 3.91% |
5位 | 2.98% |
6位 | 2.42% |
7位 | 2.06% |
8位 | 1.78% |
9位 | 1.46% |
10位 | 1.32% |
検索結果で上位表示させるための取り組みが
SEO(Search Engine Optimization)= 検索エンジン最適化
ホームページでの検索エンジン集客は、SEOでしのぎを削る「椅子取りゲーム」です。
つまり「検索エンジンからの集客」というのは…
ライバルあっての相対的なもの
であるため、ただホームページを作っただけでは、思ったようにいきません。
検索エンジンから集客したければ、
- 見込客が検索するであろう「キーワード」を知る:10コの椅子はどこ?
- そのキーワードで上位表示されるライバルを知る:その椅子に座っているライバルは?
- ライバルよりも上を目指す:その椅子に自分が座るには?
これが実現したとき、検索エンジンから、あなたのホームページに見込客が訪れ始めます。
検索エンジン上では、このような競争が絶え間なく続いているんだよね…
あなたのホームページが集客できない根本原因はたった1つ
検索エンジンでの競争でライバルに負けている
これに尽きます。
「検索エンジンからの集客」と「それ以外」を分けて考える
業種・業界・商圏にもよりますが、検索エンジンでの競争、ライバルに勝るのはそう容易くありません。
そこで別ルートでの集客を模索することに…
- 名刺・パンフレット・チラシで宣伝
- SNSから
- 有料広告から
- その他さまざまなプラットフォームから
「ホームページで集客」というより「ホームページに集客」といった状態です。
ここで注意すべきが、ホームページの目的の明確化。
目的の定まっていないホームページに集客するのは、「ゴールのないサッカー」のようなもの
得点しようがないんだよね…
▼個人・自営業のホームページ作成で目的を明確化すべき理由・目的別3タイプ
ホームページでの集客を考えるとき、
- 検索エンジンからの集客
- それ以外からの集客
2つを分けて考えなければ、具体的な施策が打ち出せません。
あなたのホームページがライバルに勝てない4つの理由
検索エンジンでの競争において…
「ライバルに勝てない理由」がわかると、検索エンジン集客のコツが見えてきます。
初歩的な理由は大きく4つ。
- ホームページの「見ため」重視
- 自らコントロールできない
- 作ったら「終わり」だと思っている
- コンテンツが少なすぎる
それぞれの理由から、ホームページによる「検索エンジン集客」のコツをお伝えします。
1.ホームページの「見ため」重視
外注先から納品されたホームページの格好よさに、思わず「ワ~!」となる気持ちよくわかります。
しかしながら、ホームページの「集客力」に「格好よさ」は関係しません。
ピカピカの物件があっても、商売が繁盛するとは限らないよね…
ほとんどのホームページ制作業者がやっているのは、
- 商売のための「箱」を渡しているだけ
- 細かい仕様を決めるのはあなた
- 商売繁盛の仕組みを構築するのはあなた
なので、納品したてのホームページが「バンバン上位表示される」といったことは、まずありません。
ちなみに、検索結果での順位を決める大きな要素が、
コンテンツ(ホームページの中身・記事)
Googleは、ホームページを「コンテンツ」中心に評価しているから。
ホームページが検索表示されるまでの流れは、大きく3ステップ。
世界中のWebサイトを巡回する「クローラー」が、ホームページの情報を文字ベースで収集
収集した情報を「インデクサ」が整理してデータベースに格納
Googleアルゴリズムによって検索結果における順位決定
特に重要視されるのはコンテンツ(中身・記事)
※クローラー・インデクサ = Googleのロボット
※Googleアルゴリズム:検索順位を決めるルール
※Yahoo!もGoogleの検索エンジンを採用
実際にGoogleとYahoo!の検索エンジンでは、同じような検索順位になります。
上位表示されるかどうかを決める大きな要素が「コンテンツ」なのね
■ホームページによる「検索エンジン集客」のコツ1
見ため重視ではなく「中身」重視
2.自らコントロールできない
あなたのホームページに、クローラーが巡回するのは一度限りでありません。
何度も訪れ、
- 更新箇所
- 更新日
- リンク状況
などの情報を収集して、再評価を繰り返します。
何も更新されない状態が続くと、巡回頻度が下がり、評価も下がっちゃうんだよね…
となると、自ら文章を修正したり、画像を加えたりできないホームページが、いかに集客に不利か…。
外注先からポンと渡され、ブラックボックス化されたホームページでは、コントロール使用がありません。
「最初から集客できるホームページを作ってもらおう!」と考えたとしても…
- 制作に莫大な時間がかかる
- 途方もない費用になる
- それでも「集客できる」確証はない
- 「集客し続けられる」ホームページなど存在しない
自らコントロールできないホームページは、運転できない車のようなもの。
運転できないと、ゴールには辿り着けないよね…
多くのスモールビジネスオーナーが、「ホームページ集客」を諦める大きな原因でもあります。
■ホームページによる「検索エンジン集客」のコツ2
自らコントロールできるホームページを取得する
3.作ったら「終わり」だと思っている
ただでさえよくわからない「ネット関連…」
ホームページが出来上がった瞬間「はい終了!」と、開放される気持ちよくわかります。
ただ、ホームページは作ってからが勝負なんだよね~
ほとんどのホームページが「更新されない」大きな理由は…
- ホームページが「会社案内」どまり
- その結果、会社概要や代表挨拶など変わらない情報ばかり
- 更新しようがない…
このような状態で、ホームページから集客できるはずもありません。
■ホームページによる「検索エンジン集客」のコツ3
ホームページに完成形は無し・運用してなんぼ!
4.コンテンツが少なすぎる
ホームページで検索エンジン集客できない圧倒的な原因が…
コンテンツ(中身・記事)が少なすぎる
検索順位を決めるGoogleが「コンテンツ」を重視している以上、コンテンツ無しに検索エンジンからの集客はあり得ません。
とはいえホームページでは…
- そもそも記事を増やしづらいシステム
- 記事を増やしづらい構成(会社案内どまり)
といった、コンテンツを増やせない状況が発生しがち。
コンテンツを増やす一番簡単な方法が、
ホームページ内でのブログ投稿
ホームページに「ブログ用メニュー」を作り、そこに投稿していくイメージ。
ブログがあると、毎日でも更新できちゃうんだよね!
ただし、GoogleのEATを意識してください。
- E(Expertise):専門性
- A(Authoritativeness):権威性
- T(Trustworthiness):信頼性
GoogleがWebサイトの良し悪しを判断するときの、3つの評価基準です。
ご商売とはまったく関係ない、プライベートの出来事などを投稿し続けるのは、専門性などを下げる結果となり逆効果なので注意してください。
できれば日々の業務における一コマをブログ配信できると、商売に関するキーワードも頻出して効果的だよ!
お客さんとなる人が、検索するであろうキーワードの「答えとなるような記事」を増やしていくのも有効です。
■ホームページによる「検索エンジン集客」のコツ4
商売に関するコンテンツを増やしていく
以上、検索エンジンの競争で、ライバルに勝てない4つの理由でした。
- ホームページの「見ため」重視
- 自らコントロールできない
- 作ったら「終わり」だと思っている
- コンテンツが少なすぎる
このような理由から逆算した「ホームページ集客のコツ」をつかんでください。
【ホームページで集客できない理由からコツを逆算】まとめ
この記事のポイント
- ホームページ集客できない根本原因=検索エンジンでの競争でライバルに負けている
- 「検索エンジンから」と「それ以外」を分けて考えると、集客の具体的な施策が見える
- ホームページ集客4つのコツ
1.見ため重視ではなく「中身」重視
2.自らコントロールできるホームページを取得する
3.ホームページに完成形は無し・運用してなんぼ!
4.商売に関するコンテンツを増やしていく
多くの人がこれを実行できず、「ホームページは集客できない!」と思い込んでいます。
だからチャンスなんだよね…
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