XMLサイトマップを作成するプラグイン「Google XML Sitemaps」が、
- 長いことアップデートされていなかった
- セキュリティの問題が指摘されていた
- 製作者が変わったがやっぱり危険そう
ということで、「XML Sitemap Google News」に乗り換えました。
あなたも「Google XML Sitemaps」や「XML Sitemaps」をお使いなら、今すぐ乗り換えをおすすめします。
2種類あるサイトマップの確認
ところで、サイトマップには2種類があります。
- HTMLサイトマップ:ユーザーがページを探しやすいよう設置
- XMLサイトマップ:クローラーが各ページを検索エンジンに登録しやすいよう設置
ここでの内容は、検索ロボット用の「XMLサイトマップ」のほうね!
XML Sitemap Google News(エックスエムエル・サイトマップ・グーグルニュース)への乗り換え方法を解説します。
XML Sitemap Google News乗り換え全手順【5ステップ・10分】
すでにXMLサイトマップを作成しているなら、Googleサーチコンソールに登録していることでしょう。
Googleサーチコンソールについては、こちらで詳しく解説。
▼【1分で完了】Googleサーチコンソールの導入・設定と上位表示に必須な使い方
だとすると、XML Sitemap Google News(エックスエムエル・サイトマップ・グーグルニュース)への乗り換え手順は、
1.ワードプレスの表示設定
2.XMLサイトマップの設定
といった、10分ほど5ステップの作業となります。
XMLサイトマップ作成が初めてなら、STEP1とSTEP4は不要だよ!
Googleサーチコンソールの導入・設定方法はこちらをご覧ください。
▼【1分で完了】Googleサーチコンソールの導入・設定と上位表示に必須な使い方
1.ワードプレスに導入していた「Google XML Sitemaps」もしくは「XML Sitemaps」の削除
1.WordPress管理画面の「プラグイン」➜「インストール済みプラグイン」と進み、「無効化」をクリック。
※「XML Sitemaps」を導入している場合、そちらを無効化
2.「削除」をクリック。
3.「OK」をクリック。
これで、XMLサイトマップを作成していたプラグインが、ワードプレスから削除されました。
2.ワードプレスに「XML Sitemap Google News」を導入
1.WordPress管理画面の「プラグイン」➜「新規追加」をクリック。
2.「XML Sitemap Google News」で検索し、「今すぐインストール」をクリック。
㊟似たようなプラグインがあるので注意!
3.「有効化」をクリック。
これで「XML Sitemap Google News」が、ワードプレスに導入されました。
3.XML Sitemap Google Newsの詳細設定
詳細設定は大きく2つ。
- ワードプレスの表示設定
- XMLサイトマップの設定
それぞれ見てみましょう。
1.ワードプレスの表示設定
1.WordPress管理画面の「設定」➜「表示設定」と進んでください。
2.以下のような設定がおすすめ。
- 検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする:チェックを入れない
・チェックを入れると検索エンジンに登録されなくなる - XMLサイトマップインデックス:チェックを入れる
※「Googleニュースサイトマップ」は、ニュースメディアの運営でもない限りチェックを入れる必要なし
「変更を保存」をクリック。
2.XMLサイトマップの設定
1.WordPress管理画面の「設定」➜「XMLサイトマップ」と進んでください。
2.「投稿タイプ」タブを選択。
- 投稿を含める:チェックを入れたまま
- 分割:投稿頻度が高い場合は「月」に変更
- 優先度:投稿のインデックス頻度を上げたいなら数字を上げる(最高値は0.9)※わたしは0.7で設定
「変更を保存」をクリック
3.「タクソノミー」タブを選択。
タグページ・カテゴリーページをサイトマップに含めるかどうかの設定。
- タクソノミーを含める:チェックを入れたまま
- 優先度:上げてもよい
- 優先度を自動計算する:チェックを入れてもよい ※わたしはチェックを入れなかった
「変更を保存する」をクリック。
4.「著者」タブを選択。
著者アーカイブをサイトマップに含めるかどうかの設定
- 著者を含める:チェックを入れない
※著者アーカイブ
WordPressで自動生成される投稿をまとめたページ
※著者アーカイブの確認方法
「あなたのサイトURL/?author=1」にアクセスすると表示される
※なぜ「著者を含める」にチェックを入れない?
XMLサイトマップに「ユーザー名」が表示されて危険だから
※作ったXMLサイトマップどこで見れる?
「あなたのサイトURL/sitemap.xml」にアクセス
※なぜ危険?
WordPress不正ログインに必要となる「ユーザー名」がだだ漏れだから
「変更を保存する」をクリック。
5.「高度な設定」タブを選択。
XMLサイトマップのURLを変更できます。
変更が不要であればデフォルト「sitemap.xml」のままでOK。
※通常、変更する必要なし
※これがあなたのサイトマップのURL
これで「XML Sitemap & Google News」の詳細設定は完了です。
4.Googleサーチコンソールに登録していたXMLサイトマップの削除
1.Googleサーチコンソールの「サイトマップ」➜「送信されたサイトマップ」から削除したいサイマップを選択。
2.右上の「三点リーダー」➜「サイトマップの削除」をクリック。
これで登録していたサイトマップが削除されました。
5.新しく作成したXMLサイトマップをGoogleサーチコンソールに登録
1.Googleサーチコンソールの「サイトマップ」➜「新しいサイトマップの追加」から登録します。
㊟Googleサーチコンソールに複数のプロパティを登録している場合、XMLサイトマップを作成したものを選択
2.作成したXMLサイトマップのURLを変更していないなら、「sitemap.xml」と入力して「送信」をクリック。
3.「OK」をクリック。
3.きちんと登録された場合「成功しました」と表示されます。
ただし、ステータスに「取得できませんでした」と表示されることがよくあります。
その場合、少し時間をおいて更新(Windows=Ctr+F5)すると、「成功しました」となることが多いよ!
4.上記の他にURLの末尾が「sitemap.xml.gz」「feed」、2つのサイトマップも登録しておくとSEO的に有利です。
sitemap.xml.gz
feed
- 「sitemap.xml.gz」と入力して送信
- 「feed」と入力して送信
その2つの操作をするだけ、それ以外に何もする必要はありません。
5.3つのサイトマップの登録を完了すると、以下のように表示されます。
これで、作成したXMLサイトマップをGoogleサーチコンソールに登録できました。
【Google XML SitemapsからXML Sitemap Google Newsに乗り換え】まとめ
XMLサイトマップ作成のためのプラグイン、
- Google XML Sitemaps
- XML Sitemaps
はセキュリティの面で「問題あり」です。
少し手間かもしれませんが、この機会に「XML Sitemap Google News」に乗り換えてください。
Googleサーチコンソールについては、こちらをご覧ください。
▼【1分で完了】Googleサーチコンソールの導入・設定と上位表示に必須な使い方
ワードプレスを本で学ぶなら、こちらがおすすめ。