文章力を本で磨きたい!聴いて学べるオーディオブック2選!

スマホにオーディオブックが表示されたイメージ

amazonのオーディオブックである「audible」なら、有名な文章本も多数オーディオブック化されていてホント使えます。

ウキワさん

お手持ちのスマホやパソコンに「audibleアプリ」をインストールするだけで、運転中や入浴中、就寝前、運動しながら学べるというのは最高だよね!

文章力を磨くための一つのツールとして、目を酷使せず本の内容が耳からスーと入ってくるaudibleは欠かせません。

そこで、文章力を磨きたいときのおすすめオーディオブックをご紹介します。

最後に、使い方や1冊2000円ほどのオーディオブックを無料でゲットする方法を解説した記事をご紹介します。

目次

超スピード文章術 Audible版

いざ文章を書こうとしても、これがなかなか進まないんですよね。

てっきりどう書くか迷っているのが原因だと思っていました。

ところが、そうではないことに気づかせてくれたのが超スピード文章術

著者は、累計40万部のベストセラー『プロ論』に代表されるビジネス本を数多く出版し、ブックライターとしても大活躍の上阪徹さん。

著者いわく、文章は「どう書くか」より何を書くかだそうです。

私の文章が遅々として進まなかったのは、何を書くか決め切れていなかったから。

そこで重要になるのが、「何を書くか」の素材集め。

文章における素材とは、

  • 独自の事実
  • エピソード
  • 数字

だそうです。

詳しい内容については本書をお聴きください。

確かに材料がないことには、プロの料理人だって料理のしようがありません。

文章の素材を集める ⇒ 書く

この順番がやっぱり大切なんですね。

ところで、どんな視点から素材を集めればいいのか?

読者に役立つもの

この一点に絞ることが重要だそうです。

とはいえ、想定する読者さんが曖昧だと確信をもって選べないんですよね。

なのでペルソナ設定(読者を1人に定める)も、やっぱり必要になってきます。

しかしながら「ペルソナ設定」、これが意外に面倒なんですよね。

ペルソナ設定しにくい文章もあるし…。

そんなときは、知り合いで読者になりそうな一人を選び、ペルソナに設定すればいいそうです。

確かに知人の1人をペルソナ設定すると、どんなことに興味があるのか、何を伝えると喜ばれるのかが、具体的にイメージできるようになります。

読者ニーズのリサーチ方法としては、雑誌やYahoo!ニュースなど、読者がふれている情報に実際にふれてみて、どんな言葉が使われているのかを意識してみるとよいそうです。

ちなみに素材集めで大切なことは、できるだけ多く集めて後から削る

文章の質を高めるコツだそうです。

素材が集まったなら、あとは一気に書く!

この一気に書くことを、著者は「粗々で書く」と呼んでいます。

それまでの自分は、何度も後ろを振り返りながら、恐る恐る文章を書いていたような気がします。

しかしこの本を読んでからは、「粗々で書く」を強制的に取り入れました。

すると驚くような結果が……

  • 文章の完成時間が半分になった
  • 情報のもれがなくなった
  • より整合性のとれた文章が書けるようになった

すぐに文章を書き始めるのではなく、まずは素材集めをしっかりとやるようになって、文章の完成時間が半分に短縮されました。

それに、集めた素材をプリントアウトして可視化することで、情報のもれが無くなったのも大きいです。

このとき、私なりのちょっとしたコツも見つけました。

素材ごとに番号を振っておく」です。

集めた素材に番号を振ったイメージ

文章を書くとき、それぞれの素材を番号と一緒に落とし込むことで、書いた内容がどの素材によるものかが一目瞭然で、スムーズに書き進められます。

そうして粗々で書き上げると、全体像を把握してから細部の調整が行えます。

その結果、整合性のとれた文章が出来上がるというわけです。

このような点を踏まえ、文章を書くときのマインドやテクニックとして、

  • 書き手が理解していないことは書かない:読者も理解できない
  • 書き出し:読者の興味ないことを言ってはダメ
  • 「嬉しかった」「楽しかった」ではダメ:何が嬉しかったのか、何が楽しかったのかを書く
  • 文章を削るとき:素材レベルで見直す

といった内容が腑に落ちました。

あと「20分で500字の書評を書く」や、「40分で1000字のコラムを書く」など、実践的で今すぐ取り入れられる文章上達法も解説されています。

あなたが思うように文章を書けず悩んでいるとしたら、「どう書くか」ではなく「何を書くか」に意識転換してくれる超スピード文章術、ぜひaudibleで聴いてみてください!

博報堂スピーチライターが教える 短くても伝わる文章のコツ Audible版

自分の書いた文章を見て「薄っぺら!」「面白くなっ!」「味気なっ!」と、思ったことはありませんか?

私、しょっちゅう思ってました。

ところが、そうなる理由がよく分かりませんでした。

しかし、博報堂スピーチライターが教える 短くても伝わる文章のコツをオーディオブックで何度か聴いているうちに、「なるほどな!」と気づきました。

気づいた原因は大きく3つ。

  1. 情報をうまく要約できていなかった
  2. 読者の興味を意識できていなかった
  3. 自分なりの言葉で語れていなかった

これらを意識するようになって、仕事でもプライベートでも文章が「読みやすい!」と、いわれるようになりました。

3つの原因について、少し詳しく説明します。

1.情報をうまく要約できていなかった

文章を書く前、テーマに沿った情報を集めますよね。

このとき、情報源の一つが書籍。

本を読み、そこにある内容を自分なりに解釈し、それが文章の材料とするはずです。

しかし、情報源となる本の解釈が的外れだったとしたら、その後の文章に説得力は期待できません

博報堂スピーチライターでもある著者は、

ビジネスにおける「読む力」とは要点を探す力

だと言い切ります。

ちなみに、要点(物事の大切な箇所)を短く言い表したものが「要約」

要約力 = 短くても伝わる文章を書くための根幹となる力

だそうです。

なのでこうなります。

読む力 = 要点を探す力 ⇒ 要点を伝えるのが「要約」⇒ 要約力 = 短文で伝える力

そこで、本から要点を抜き出す「1ページ1ライン法」が紹介されています。

本を読むとき、最初からあちこちにラインを入れまくってないですか?

私はそうやってました。汗

しかし、「最初から本にラインを入れてはダメ!」なようです。

順序としては、

  1. 全体をざっと読む
  2. ラインを入れていく(1ページに多くて1ラインのみ)
  3. ラインの箇所をパラパラ見ていく

その後、ラインを入れた箇所の言葉をまとめたり分解したりして、3つの要点を書き出すよう解説されます。

その3つの要点のうち、ベストワンを決めると更にいいそうです。

「他の2つも検討したが、これが重要だと結論づけた」と言えば、説得力があるからだとか。

さらに抜き出した要点をもとに、40字以内で要約するよう解説されています。

「40字」というのは、一瞬で理解でき読んでも分かりやすいと感じるギリギリの文字数だそうです。

ちなみに、博報堂スピーチライターが教える 短くても伝わる文章のコツを私なりに要約したのがこちら。

テーマに沿った情報を的確にまとめ、自分なりの言葉でスッキリ伝わる文章を書くための本(41字)

今、この視点に立って本をご紹介しています。

骨太で説得力のある文章を書くには、テーマに沿った情報の要約力が必要です。

2.読者の興味を意識できていなかった

役立つことを書いたとしても、見てもらわなければ何も始まりません。

なので、読者の興味あることを最初に言う必要があるそうです。

自らの主張をぐっと抑え、相手のメリットを伝えるのがコピー作法の原点だとか。

この説明として、ソウメンを食べたくなるような暑い盛りに、なぜか精肉店にお客が集まっていたエピソードが語られています。

この精肉店、「熱帯夜がもう3日続いている」という事実でお客の興味をひき、「じゃあお肉で精をつけなくちゃね」と購買意欲を高めていたそうです。

いきなり言いたいことをいうのではなく、「相手がいま何に興味をもっているのか?」をよく考え、そこから自分の言いたい事につなげていく感覚が大切なんですね。

どおりで、引き込まれる文章の多くが、本題とは無関係な話から始まっています。

それでも結局、メール登録したり、商品購入したりといった、書き手の意図した行動をとってしまいます。

見向きもされない文章には、「読者の興味」といった視点が、スッポリ抜け落ちてしまっている可能性が高いです。

3.自分なりの言葉で語れていなかった

うまい文章にはオリジナル性が溢れているのに、自分の文章は事実ばかりを語った味気ない文章。

そうなる理由が分かりませんでした。

どうやら、ありきたりな言葉をそのまま使っていることにも原因があったようです。

例えば以前の私にとって「病気」という言葉は、「病気」以外何ものでもありませんでした。

でも、うまい書き手になると、「病気」というありきたりな言葉を自分なりに定義するそうです。

例えば、

  • 病気=笑えなくなこと
  • 病気=おしゃれしなくなること

同じ病気について語ったとしても、別次元の表現性が生まれるわけです。

ちょっとした表現の違いが、読者に新たな気づきを与えたり文章に深みをもたらしたりするんですね。

ちなみに、この本に出てくる重要キーワードである「要約」を、自分なりに定義したのがこちら。

要約=相手の理解の負担を肩代わりすること

この本を紹介するにあたり、あなたにとって重要な部分はどこかを考え、情報を取捨選択してご紹介しました。

「要約」という言葉を自分なりに定義することで、やるべき事がハッキリし、自らの言葉で語ったつもりです。

ありきたりな言葉を自分なりに定義することで、事実ばかりを語った味気ない文章から、「一歩踏み込んだ自分だけの文章へと変わる」、凄いですね!

以上、博報堂スピーチライターが教える 短くても伝わる文章のコツから得た、文章改善のヒントは、

  1. 情報をうまく要約できていなかった
  2. 読者の興味を意識できていなかった
  3. 自分なりの言葉で語れていなかった

の3つです。

あなたが、テーマに沿った情報を的確にまとめ、自分なりの言葉でスッキリ納得してもらえる文章を書きたいなら、博報堂スピーチライターが教える 短くても伝わる文章のコツをオーディオブックで聴いてみてください。

ブログを書いたり、ビジネスシーンで文章を書いたりするとき、きっと役立つはずです。

【聴いて学べるオーディオブック2選】のさいごに

文章関連の本を色々と聴いていみたなかで、おすすめオーディオブック2冊をご紹介しました。

オーディオブックなら、”ながら時間”や”隙間時間”を有効活用できます。

ウキワさん

一生のうち人が信号待ちする時間は「6ヵ月」だとか

限りある時間を有効に活用できるオーディオブック、ぜひこの機会に試してみてください。

▼2000円ほどのオーディオブックを無料で一冊ゲットする方法があります!(別サイトへ)

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